『新教養2021』(プレジデント特別号)に2ページの記事掲載

今般、プレジデント特別号『新教養2021・ポストコロナの世界の潮流』において、2ページにわたって、私の論考である「STEM時代の文系人間のための理系の教養入門」が掲載されました。

文系の人が定量分析や数学等を学んでいくべき手順についてまとめてみました。

私自身はもともと文系人間ですが、銀行に入りコンピューティングや新金融技術を駆使することが必要なストラクチャードファイナンス業務に従事したこと、シカゴ大学ビジネススクールで計量ファイナンスや計量経済をストラテジーと合わせて専攻したことなどから、理系の教養も必要なキャリアを重ねてきた経験ももっています。

今年のゼミでも、全員が社会人大学院生であるゼミ生10名中、半数以上のメンバーが多変量解析や統計分析を使った研究に取り組んでいます。

定量分析において重要なことは、「定性分析と定量分析を同時に実施し、両者の結果が一致することにこだわっていくこと」、数学を駆使する高度な計量分析においても「目で見てわかるようにすること」「自分の頭で統計値の意味を理解すること」であると思っています。

STEM(サイエンス、テクノロジー、エンジニアリング、マスマティクス)時代と言われる現代、文系の人が微分・積分、ベクトル・行列、確率・統計等の数学まで学んでいく手順、是非ともご参考にしていただけたら幸いです。

以上引き続きよろしくお願いいたします。

田中道昭

 

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