コロナ前には小売の中では好調だったコンビニは、コロナ禍で厳しい戦いを強いられています。
これは、コンビニの事業の中核である「便利×おいしい」という2つの基軸が、コロナ禍でウーバーイーツ等のデリバリ―やアマゾン等のEC利活用増大によって、相対的に低下したからではないかと分析されます。
スマホで注文するだけで実際の有名レストランの美味しい料理を数十分で運んできてくれる出前館やウーバーイーツは確実に消費者の「便利×おいしい」の基準を変えたのではないかと思います。
それでは、「便利×おいしい」というコンビニ事業の本質をデジタルシフトでアップデートするにはどうしたらいいのか?
その一つの答えが、「ダークコンビニ」。
ダークコンビニとは、店舗をもたず倉庫から配送するオンラインコンビニ。
海外では、配送のスピードと配送料金の安さで事業を伸ばしています。そして先週日本でもサービスがスタートしました。
産業をデジタルシフトでアップデートする手法とともに、デジタルシフトタイムズでの新連載、『世界最先端のデジタルシフト戦略』第1回目記事をお読みいただければ幸いです。→こちらから
以上引き続きよろしくお願い申し上げます。
田中道昭