【中国バイドゥ自動運転タクシー事業で事業開始許認可取得】

中国BATの1社であるバイドゥが自動運転タクシー事業について北京の一部地区で料金を徴収する許可を得たと米CNBCが報じました。

バイドゥについては2018年6月刊行『2022年の次世代自動車産業』(全11章、全477ページ)の第6章で大きく取り上げたほか、本年5月には、デジタルシフトタイムズで同社の本社国際部門総責任者兼日本代表の張社長と対談を行っています。

バイドゥは2020年10月より北京の亦庄地区で無料のテスト乗車を提供、既に2万人以上のユーザーが月に10回以上の乗車を行ったとのこと。それが今回北京当局から料金を徴収して事業開始する許可を取得したとのことです。

また同社の担当者は、今回の自動運転タクシーのシステムやプラットフォームを海外のモビリティー運航者や自動車会社等に輸出する計画であることを明らかにしています。

『2022年の次世代自動車産業』の刊行から3年が経過し、多くの事項が中国では着々と実現されてきています。日本や日本企業は一気に危機感を高めスピードを速めていくことが求められています。

以上引き続きよろしくお願い申し上げます。

田中道昭

 

 

 

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