“アバターへのコマース”、D2A、Direct to Avatarの世界。「2022年のトレンドは、D2CからD2A(Direct To Avatar)へ。アバター経済圏を巡る覇権争い」。
デジタルシフトタイムズでの記事が本日3月9日配信されました。「世界最先端のデジタルシフト戦略第5回目」でもあります。⇒こちらから
米テック調査会社CB Insightsが2022年の12大テックトレンドの一つに掲げ、1月に開催された米NRF2022でも話題となり、すでにナイキ等の有力企業が力を入れ始めているものが、“アバターへのコマース”、D2A、Direct to Avatarです。「メタバース世界のあなたのアバターへのコマース」と言ってもいいでしょう。
ナイキが力を入れ始めているのも、「アバター経済圏」が大きくなることを見越して同圏でのビジネスをしようとしていることに加えて、「アバター世界で自分のアバターにナイキのシューズを履かせていると同ブランドへのロイヤリティーが高まり、リアル世界でもナイキへの消費を高める傾向がある」という効果を見込んでのものと言われています。
米国でスナップチャット世代と言われている13歳~34歳世代から特に大きな支持を得ているSNSのスナップ社では、昨年同世代についての60ページにも及ぶマーケットレポートを出し、「スナップチャット世代は自分であることや自分のアイデンティティーに強いこだわりをもつ」という調査結果を発表。これがデジタルアイデンティティであるアバターが支持されている背景でもあるのです。
そして、メタバース世界でのデジタルアイデンティティであるアバターは、リアル世界と比較して、公平・公正で自由な存在であることも見逃せない点だと分析しています。
その他、今回の記事では、私自身がメタ(旧フェイスブック)のVR端末であるオキュラスを使用している感想や今後の予測等にも触れています。
CB Insightsが2022年の12大テックトレンドの一つである“アバターへのコマース”、D2A、Direct to Avatarの世界。是非とも実際の記事もお読みいただければ幸いです。
以上引き続きよろしくお願い申し上げます。
田中道昭