アマゾンが株式分割と自社株買いを発表しました。
アマゾンのジェフベゾスは長年「アマゾンに対しては営業利益や同利益率ではなく、中長期の成長やキャッシュフローを見てほしい」と言い続けマーケットや投資家に対して成長への投資を優先することに理解を求めてきました。今回の株式分割と自社株買いは、同社が「超成長企業」から「成長企業」になったことを示しているものと分析されます。ベゾスは自分がCEOの時には絶対にやりたくなかった「株主対策」だと思います。また偶然だと思いますが、米下院が「Amazonの証言調査を」と司法省に要請したというニュースと同日の発表。長年同社をWatchしてきた自分としては大きな変化が起きていることを体感しています。
米国の企業財務の理論と実践では、配当開始、自社株買い開始は、企業の大きな転換点と言われています。
Amazonが株式分割 自社株買いは最大100億ドルに: 日本経済新聞 ⇒コメントはこちらから
田中道昭