今週の授業でシアトルに本社があるIT企業に勤務する社会人院生に、先週の本社初出張の経験を語ってもらいました。受講生に衝撃を与えたのは同市最低賃金が17.27ドル、135円換算で2331円という事実。「シアトルが高くて異常と考えるのではなく日本が低いことに問題意識をもつ」というディスカッションに展開。14回クラスでは自らのキャリアを通じてどのような社会問題に対峙するかをミッションステートメントにしてもらう、30年目標をつくる等を実施。途中の10年目標に米MBA留学と書く院生も少なくない。大胆なビジョンとフォーサイトをもち実行するには、今こそ国・企業・人に長期のグランドデザインが必要だと思います。
海渡らぬ日本の若者 欧州「エラスムス世代」留学で鍛錬: 日本経済新聞 →記事はこちらから
田中道昭