『東洋経済オンライン記事配信』:コロナショックの金融経済リスクシナリオ
新型コロナウイルス感染拡大を受けて金融市場も乱高下を続けすでに混迷を深めていますが、私自身が当時MUFGのアジア拠点に勤務中に現地で経験したアジア通貨危機の出来事を踏まえ、コロナショックの金融経済リスクシナリオについて分析、その記事がさきほど東洋経済オンラインで配信となりました。
図表を使って「需要ショック」「供給ショック」「金融ショック」の「トリプルショック」の可能性を分析、重大なリスク要因とボトルネックとなり得る主体を指摘し、最後に私自身のアジア通貨危機での経験を踏まえて、経済危機へのリスクシナリオを分析しています。
今回のような非常事態における危機管理として重要なことは、悲観的シナリオ・最悪シナリオに対して目を背けるのではなく、むしろそのようなシナリオに対峙し、準備を進めておくことだと思います。
次回は、これらのリスクシナリオに対してマクロ的に国家ができること、ミクロ的に企業ができることなどについて論考していきたいと思います。
ご参考にしていただけたら幸いです。→記事はこちらから。
以上引き続きよろしくお願いいたします。
田中道昭