「平井大臣との対談記事配信」(デジタルシフトタイムズ)

デジタルシフトサミットが3月5日(金)に開催され、主催者であるデジタルホールディングス鉢嶺会長のモデレーターのもとで、平井大臣との「絶対やりきる日本社会のデジタルシフト」の演題で行われたKey Sessionに登壇いたしましたが、その模様がデジタルシフトタイムズにおいて記事及び動画として配信されました。

日本企業に求められるのは「グリーン&デジタル」。デジタル改革担当大臣平井氏とGAFA研究の第一人者田中道昭氏が徹底議論 – Digital Shift Times(デジタル シフト タイムズ) その変革に勇気と希望を (digital-shift.jp)

記事は実際のセッションの抜粋となっているため、是非お時間許す際に記事内にある動画もあわせてご覧いただければ幸いです。

セッション冒頭では、平井大臣から、「絶対やりきる日本のデジタルシフト」との演題に対して、「退路を断って取り組む」「マインドセットを変える」「行政サービスをスマホで提供する」「人間が幸せになるDXを実現する」等のお話しがありました。

大きな話題となっているコロナへのワクチンについては、マイナンバーやデジタル化推進ともに導入していくという強い決意も打ち出されました。

私からは、まず最初に、私自身が今年のCESで最もインパクトを受けた基調講演であった独ボッシュの講演内容から、同社がすでに昨年段階でグローバルな製造業では初めてカーボンニュートラルを達成、その仕組みをビジネスとして展開していくことを発表したことを紹介。

実際には独インダストリー4.0のリーダー格であるボッシュは製造業DXでもトップを走っており、「Live Sustainable Like A Boshe」という価値観とともに打ち出されたその内容からは、クリステンセン教授の言う”企業の存在目的と実際の活動が一致している”「パーパスブランド」、コトラー教授の言う”社会的・文化的活動のシンボルとなっている”「文化ブランド」になりつつあることを感じました。

菅政権においては、「デジタル×グリーン」が2大重要政策になっていますが、それを実現していくためにも、ボッシュのような先端事例から学ぶことの重要性を痛感しています。

その後で、いくつかの事例をお話しした上で、私からも、日本社会のデジタルシフトを「絶対やりきる」ために必要なこととは何か?について、提示いたしました。

平井大臣はセッションの中で、テーマであった「日本社会のデジタルシフトを絶対やりきるために必要なこととは何か?」について、明快にその具体的な内容を提示し、自らも退路を断ってそれを実行していくと決意を述べるのとともに、企業の経営者にも退路を断ってその内容に取り組むことを提言されました。

その内容とは何であったのかなど、詳細は実際の記事及びセッションの動画をご覧いただければ幸いです。

平井大臣との対談という貴重な機会を与えていただき、私自身も日本や日本企業が競争力を高めていくことに対して、本当に微力ではありながらも、自分の与えられた本分を通じて、自分自身の人生観・危機感・使命感をかけて引き続き鋭意取り組んでいく決意を新たにいたしました。

以上引き続きよろしくお願い申し上げます。

田中道昭

 

 

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