B2Bの中小企業を支援するというミッションを持ち、「パパママショップ」と言われる零細小売店舗のDX化を支援してきたアリババが、中小病院のDX化を進めています。
これまで「経済成長・改革路線」だった中国当局が、「格差縮小・国民の批判緩和・政治基盤強化」へと方向転換。それにより、アリババを始めとして中国の大手IT企業には罰金や規制が課されており、株価下落も含め大きな影響を受けています。
そんななかにおいても実際には産業全体のDX化を進めようとし、新分野を開拓してきているアリババ。コロナ禍で中国出張が困難になっていますが、米中新冷戦の最中、同社をベンチマークし続けることは極めて重要であると考えています。
「かかりつけの病院をより強くする」という中小病院と共存共栄しながら中国の医療を進化させようとしているアリババのヘルスケアDXについて論考しました。
デジタルシフトタイムズでの『世界最先端のデジタルシフト戦略』連載第3弾、実際の記事もお読みいただければ幸いです。→こちらから
以上引き続きよろしくお願い申し上げます。
田中道昭