ファミリーマート細見研介社長との対談記事が本日3月3日配信されました(デジタルシフトタイムズ企画)。⇒こちらから
神戸大学レイバンズ(アメリカンフットボール)において1985年主将、1986年に伊藤忠商事入社。ハンティングワールドジャパン取締役(出向)、伊藤忠商事ブランドマーケティング事業部長、執行役員食品流通部門長などを経て2019年7月から執行役員第8カンパニープレジデント、そして2021年3月ファミリーマート代表取締役社長に就任された細見社長。伊藤忠の岡藤会長の懐刀としても有名な人物です。
対談では、
【細見社長の信条及び事業における哲学・想い・こだわり】
【細見社長の“実践ブランド論”】
【コンビニのポジショニングと新たな可能性】
【類似化ポイントとしての“基本の徹底”】
【メディア・広告事業の可能性】
【ファミリーマートにおけるデジタル化】
【細見社長が考える商いの三原則[稼ぐ・削る・防ぐ]】
等についておうかがいしました。
私は消費者がコンビニに求めてきた2つの基軸、マーケティング戦略そのものでもあるポジショニングの2つの基軸は、「便利×おいしい」であると分析してきました。「便利×おいしい」でコロナ禍前には小売をリードしてきたコンビニが、コロナ禍でこの「便利×おいしい」というポジショニングで必ずしも最上位ではなくなってきた。その一方でコロナ禍で消費者の意識や価値観も変化し、「便利×おいしい」の「便利×〇〇」の部分は違う基軸が求められている、あるいは違う価値を提供することが可能になってきているとも分析しています。またこの部分を再定義しようとしているのが細見社長の新生ファミリーマートではないかとも思っています。細見社長は、コンビニが消費者に提供する価値にはどのような可能性があるとお考えなのでしょうか。
私はコンビニ業界の平均日販におけるトップ企業とその他企業との違いは、あるいは平均日販の形成要因は「差別化ポイントは2割、類似化ポイント(=コンビニとして“当たり前のことの徹底”)で8割」と分析しています。細見社長はコンビニにおける類似化ポイントと差別化ポイントをどのように捉えているのかでしょうか。これらの興味深い質問に丁寧にお答えいただきました。
実際の記事及び動画もご覧いただければ幸いです。
以上引き続きよろしくお願い申し上げます。
田中道昭