企業価値の3大要因は成長性、収益性、安定性です。収益還元法の公式にも定量的にこれらが埋め込まれています。この3つを同時に充足しているのがバフェット氏の運用資産の半分を占める投資先であるアップル。
同社の株式評価が高い背景には、世界で10億台以上が稼働するiPhoneをはじめとした高収益モデル(収益性)、既存の事業を活かしたAR・VR端末やEV分野への参入観測などによる成長期待の高まり(成長性)があります。そしてバフェット氏も重視しているアップルの強みで見逃せないのが安定性。ムーディーズからAAA格付けを取得しています。3大要因は、企業分析でも長期の株式投資でも重要です。
田中道昭
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