「ゲーム版ユーチューブ」と呼ばれる米ロブロックスと中国重啓世界とは、ビジネスモデルが「ゲーム×ソーシャル×エンタメ」という点でも酷似しています。
ただし中国が侮れないのは、14億人のスケーラビリティーを背景に厳しい国内競争を勝ち抜いた企業の競争力が米国の競合を凌駕する可能性をもつこと。
米国版フェイスブックと言われたテンセントがゲーム・決済・ミニプログラムで巨大化し、TikTokが米国でも広く浸透した事例があります。TikTokのように米中双方をカバーするプラットフォームのメタバース版が中国から生まれる可能性もあると思います。
もっとも最大の障害は中国当局の規制。アリババ等の反省から早い段階で規制してくる可能性が高いと思います。
田中道昭
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