【新型コロナ: 中途採用が全体の3割超に 22年度、即戦力重視強まる: 日本経済新聞】
キャリアデザインでは、流れにまかせる「川下り」的キャリア形成をドリフト、「山登り」的に自分で進路を描いていくことをキャリアデザインといいますが、転職は後者の典型例。元々日本の銀行員だった私自身、転職はもとより全く違う分野への大きなキャリアチェンジを何回か経験。色々な視点でモノを見る上で複数企業を経験することはとてもいいことだと思います。もっとも、転職よりも先に来るべきものは、自分自身のミッションや磨いていきたい専門性をしっかり考え、できればキャリアデザインや人生の長期目標まで考えておくこと。長期目標をもつことは、数十年経った時、あなたを違った世界に連れていってくれることにつながると思います。
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【日立、日立物流を売却 KKRが6000億円超で買収へ: 日本経済新聞】
2009年3月期の巨額赤字を契機に日立は抜本的な経営改革を実行。黒字で優良な事業・子会社であっても経営戦略の中核から外れるものは売却する方針で事業を大きく入れ替えてきました。16年には持分法適用会社となっていた3PL国内最大手の日立物流はグローバル展開を志向。一方、日立が中計で標榜しているのは環境・レジリエンス・安全安心の3領域における社会イノベーション事業。その強化のために買収したグローバルロジック買収資金返済に今回の売却代り金を充当。日立がIoT分野でグローバルでもトッププレイヤーとなり日立物流がアジアでの3PL盟主になれるか。両者がともにビジョンを叶えていくことを期待したいと思います。
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【マスク氏、6兆円調達にメド Twitter公開買い付け検討: 日本経済新聞】
コメンテーターを務めているテレビ東京のWBS、先週金曜15日の放送において、イーロン・マスク氏のツイッター買収提案の行く末について「TOB(株式公開買付)に打って出るのでは」等とコメントしました。もっとも、マスク氏の目的は買収自体ではなく彼独特の定義による言論の自由の確保であり、今後の交渉で現経営陣とそれが合意されれば、流れは一転する可能性もあるのではないかと思います。SNSでの言論の自由のための買収、マスク氏でも困難な道程になるテーマですが、本人には身上や本領であり、彼特有の計算があると思います。ただし今回はこれまでの彼の行動の中でも最も支持や共感を得るのが難しいものになりそうです。
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田中道昭