【東洋経済オンライン新連載開始「好敵手2社、勝負の分かれ目」第1回目配信】

本日7月7日より、東洋経済オンラインにおいて、新連載「好敵手2社、勝負の分かれ目」がスタートしました。

東洋経済本誌においては、本年は『年末年始特大号2022大予測』で「GAFAMの2022大予測」、『GW特大号』で「テクノロジーの未来を読む」、『決算書大解剖特大号』で「決算書の読み方」を担当させていただきましたが、今回は東洋経済オンラインにて新連載をスタートさせていただくことになったものです。

長年編集者としてご担当いただいている武政編集部長からは、当初は「競合2社の比較分析を行っていくような連載をやりませんか?!」と言われていましたが、最終的にいただいた連載タイトルが「好敵手2社、勝負の分かれ目」。「好敵手2社」と言えるような競合2社を選定し、その「勝負の分かれ目」を分析することは容易なことではなく、筆者の問題意識や視座を一気に高める効果のある連載テーマを提示してきた武政編集部長の編集力にあらためて感銘を受けました。

そのような経緯のなかでの連載第1回目の題材はネットスーパーにおける「好敵手2社、勝負の分かれ目」。

ウォルマートなどの成功事例がある海外に比べて国内スーパーのデジタル化は立ち遅れていましたが、ここへきてイオンをはじめ大手各社が「ネットスーパー」事業の拡大に本腰を入れようとしています。その一方で、従来から営業利益の水準が課題であり、セルフの業態として合理化を進めてきたスーパーが追加的に商品のピッキングや宅配というコストがかかるネットスーパーを黒字化させることは容易ではありません。

そんななかで、国内でいち早くネットスーパー事業を黒字化させた会社があります。それは、大手スーパーではありません。ネット専業のデジタルネイティブ企業でもありません。それは、地方のローカルスーパーであり、しかも総合スーパー盟主であるイオンのお膝元、三重県のローカルスーパー、スーパーサンシという企業です。

スーパーサンシの競争戦略を分析し、ネットスーパーでの勝負の分かれ目を考察、あわせて「弱者」「小者」の競争戦略を考察していきます。

実際の記事をお読みいただければ幸いです。→記事はこちらから

以上引き続きよろしくお願い申し上げます。

田中道昭

 

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