週刊エコノミスト本日発売8月2日号において、カラー3ページで“製造業DX最先端”についての記事(タイトルは「製造業の最先端 テスラ・アマゾン実践のDXの威力」)が掲載されました。
ブルームバーグは今年1月、「2021年、テスラのフリーモント工場は70の北米自動車工場のどこよりも生産性に優れていた」と報じました(2022年1月24日付記事)。その製造能力は週平均8550台。2番手につけたトヨタ自動車のジョージタウン工場は週平均8427台でした。単位面積当たりの製造能力を見ると、トヨタの9台(週平均、1万平方フィート当たり)に対しテスラは16台(同)。テスラの製造能力はトヨタの約1.8倍という計算になります。記事前半では、テスラの製造業DXとしての特長を分析していきます。
世界最強のテクノロジーカンパニーの1つであるアマゾンも製造業DXへと乗り出しています。クラウドコンピューティングサービスのアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)を進化させることで、B2Bの領域でのビジネスをけん引。20年12月開催の年次イベント「AWSリンベント2020」では、工場などにある産業機器にIoTセンサーを取り付け、AWSにデータを吸い上げることで機器を監視し、「予知保全プログラム」を実行する「アマゾン・モニトロン」等を発表。「AWSリインベント2021」ではデジタルツインの構築と維持運用を簡単にする「AWSIoTツインメーカー」等を発表しています。記事前半では、AWSの製造業DXとしての特長を分析していきます。
書店やコンビニ等で見かけたらお手に取っていただければ幸いです。
以上引き続きよろしくお願い申し上げます。
田中道昭