テレビ東京WBS昨日１月25日放送で米司法省のグーグル提訴についてオフィスからリモートでコメントいたしました。
私自身、公取委の独占禁止懇話会メンバーを務め海外動向も注視していますが、米司法省によるグーグル提訴は2020年に続くもので、昨年同社はアドテク事業の一部を持株会社傘下の別会社に分割することを提案、司法省はこれを拒否、さらに今回の提訴になったものです。今回司法省は同社がデジタル広告での最大のサプライヤー、ブローカー、競売人等多くの役割を独占していると主張しており、2008年に買収した広告配信会社DoubleClickの取引差し戻しやアドエクスチェンジ売却等を求めています。決着には長い期間を要すると思いますが、独禁法やプライバシー法制を巡り、同社には厳しい展開が続くと予想されます。
なお、WBSでの次回スタジオ出演は2月23日（木）天皇誕生日の祝日となります。
以上引き続きよろしくお願いいたします。
田中道昭
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田中 道昭 立教大学ビジネススクール 教授｜テレ東BIZ（テレビ東京ビジネスオンデマンド）
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