Amazonファッションを見てきました。
Amazonの自社ブランド商品展開については、「ユニクロ×ZARA」の融合という側面があるということを感じました。
著書「アマゾンが描く2022年の世界」の第2章「なぜ今アマゾンは現実世界に参入するのか」のなかで、「ファッションへの進出」というサブタイトルのなかで分析した通りでした。
つまりは、ベーシックカジュアルを取り扱う一方で、コーディネート提案もしているということです。
さらにはファッションジュエリーもAmazonファッションの中核に据えており、ファッション全般における「ベーシックアイテム×トータルコーディネート」を狙っているのではないかと感じました。
セレクトしているアイテムと提示している価格帯も絶妙だと思いました。
Amazonファッションが建設中の品川スタジオが完成すると、アマゾンからは動画や画像を駆使したコーディネート型のファッション提案が積極的になされることを予想します。
*次世代型「ユニクロ×ZARA」のAmazonファッション
*二次流通市場の価格を見て新しい服を購入する動きを加速させるメルカリ
*「超ベーシックアイテム×超フィット感(byゾゾスーツ)」のPBをスタートさせるZOZOTOWN
特にメルカリとZOXOTOWNのゾゾユーズドは業界に破壊的イノベーションを起こすでしょう。
2018年の日本のファッション業界にはクリフエッジ級の地殻変動が起きると思います。
以上ご参考まで
田中道昭