ソフトバンクグループ孫社長は、本日の株主総会で中国アリババの取締役退任について発表しましたが、その影響についてBloombergにコメントいたしました。
出資関係以上に、孫社長とジャックマー氏との人的関係が強かったなかで、ジャックマー氏がアリババの経営から距離を置き、またソフトバンクグループの取締役を退任したことからも、孫社長のアリババ取締役からの退任も予想されていたことでした。
その一方で、孫社長が標榜してきた「タイムマシン経営」はその対象を近年米国企業から中国企業にシフトしてきており、特にソフトバンク傘下のEC・小売・金融事業は、アリババのビジネスモデルをベンチマークしてきたことから、孫社長の取締役退任には相応の影響があると予想されます。
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田中道昭