『9月2日テレビ東京WBSにコメンテーターとして出演』


昨晩、9月2日のテレビ東京ワールドビジネスサテライトにコメンテーターとして出演いたしました。

今回はまず、昨日、公正取引委員会がコンビニの24時間営業強制は独禁法違反のおそれがあるとして改善要求を出したことを受けて、コンビニに求められる進化として、「DXの進化」について解説いたしました。昨年より3年間の任期で公正取引委員会独禁法懇話会メンバーを務めておりますが、そんななかで昨日の番組での取り上げ内容と職務が一致したこと、DXの進化という解説がWBSという場でできたことについて、様々な意味で本分を感じました。

またトランプ政権からの売却命令を受けていたTikTokに対して中国政府が売却妨害とも思える法令改正を行ったことについて、米中新冷戦というタイトルにおいて、PEST政治・経済・社会・テクノロジーの包括的視点から解説をいたしました。中国発・初のグローバルなSNSアプリであるTikTokは、SNSのビッグデータ×AIのテクノロジーにおいては米ライバル企業を凌駕するとも言われており、中国政府も簡単には米国等の事業に限定されるとは言え売却を認めたくない。その一方で、米中新冷戦のなかで、安全保障の戦いとテクノロジー覇権の戦いが表裏一体となっており、さらには「中国叩き」が大統領選において支持者に「ウケるネタ」ともなっており、トランプ政権は簡単には強硬なスタンスは崩さない・・・・

 JPモルガンがトランプ勝利確率を高めて見るべきとのレポートを8月31日に出している一方、8月31日の最新の世論調査(エマーソン・カレッジ)でトランプがバイデンに2%差まで追い上げ(49%対47%)という展開にもなっており、米中新冷戦の動きや大統領選の勝敗からは目が離せません。そんななかで新政権が誕生する日本が果たしていくべき使命は大きいと思っています。

昨日の出演の模様は、以下のテレビ東京オンデマンドでも見られます。

 こちら(TikTok関連)から

こちら(コンビニ関連)から

ご参考にしていただけたら幸いです。

以上引き続きよろしくお願い申し上げます。

田中道昭

 


 

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